どんな本?
株のテクニカル本。空売りに的をしぼり、空売りの特徴、著者による黄金パターンと適用したチャート事例を詳しく解説してある。
どんな手法?
黄金パターンは、クレヨン、くちばし、ものわかれ、N大と逆N大、バルタンなど著者が独自に命名したチャートの形。
これらパターンを見つけ、ローソク足、移動平均線、高値安値更新、下げのパターン、週足のトレンドなど、そのときの環境認識を加えて実際のポジションをとる。
後半はほとんど事例の紹介。他の著作よりも詳しくポジションの取り方がチャートに記載されている。
まとめ
前著に比べるとレベルがかなり上がっている。単なる黄金パターンの紹介だけでなく、どういう場合に適用できるかが根拠とともに豊富な具体例で示されている。
どこでポジションをとり、どのようにポジション操作をするかをチャート上に明記してあるので、売買譜とほぼ同じ情報を知ることができ有用だ。
著者の本は何冊か読んだが、この本は中身が濃く一番のおすすめ。それだけレベルが高くなり理解が難しくなるので、前の著作を読んでからの方がよいかもしれない。
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