吉野家「親子丼」の感想。レベルの高い力作。

このあいだの騒動で知った吉野家の新メニュー「親子丼」。開発に10年かけたということなので、相当に力が入っているらしい。チェーン店の親子丼と言えばなか卯なので、それと比べてどうなのかと思いながら食べに行ってきた。

大盛りで注文。見た目は、なるほど親子丼だ。食べてみると、なかなか美味しい。

味つけは少し濃い目。甘さだけでなくしょっぱさも感じる。全体的には醤油とダシの風味がまじりあってまろやか。食がすすむ味つけだ。

鶏肉はプリプリで柔らかい。松屋の「ゴロチキ」を思い出させるくらいに量も多く、食べ応えタップリ。

玉子は、とろみと固さがほどよいくらいのバランスになっている。

タマネギは、ほどほどの量入っている。存在感はあるが、主役は鶏肉とタマゴなので、主張しすぎないくらい。タレもしみこんでいて柔らかい。

バランスがよくて美味しい親子丼だと思う。正直に言うと、それほど期待してなかった。カレーのように、リニューアルを繰り返しながら美味しくなっていくのかなと思っていた。ところが、第1弾でこのクオリティの高さは想像以上。なか卯はもちろん美味しいが、吉野家もそれに迫るくらいに美味しいと思う。

吉野家 親子丼
並盛 398円(税込 437円)
大盛 568円(税込 624円)