天皇賞(春)は1番人気のフィエールマンが実力通りに勝った。終始先頭集団にいて、最後の直線で抜け出し、グローリーヴェイズとの競り合いを制した。この馬、常に安定した走りをみせる。凱旋門賞にも出るかもしれないとのことなので、無事に頑張って欲しい。
2番人気のエタリオウは、スタート直後から最後方にポツンと離れて追走。前半1000mはかなりのハイペースだったので、追い込みが決まるかと思ったが、その後ペースは上がらなかったようだ。向こう正面から3コーナーの上りにかけて、上がっていったときにかなり脚を使ってしまい、最後は届かなかった。3着争いの競り合いに負けるところがこの馬らしい。展開がもう少し向けば、勝ってもおかしくない力のある馬だと思う。
2019年天皇賞(春)
1着 フィエールマン C.ルメール 3.15.0
2着 グローリーヴェイズ 戸崎 圭太 クビ
3着 パフォーマプロミス 北村 友一 6馬身