ミステリー

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高木彬光著「火車と死者」の感想。

神津恭介シリーズの1作。熊本に伝わる火車伝説をもとにした事件。導入部はかなり面白い。謎の女を登場させ、火車伝説を絡ませるところには引き込まれる。謎の構成としてはなかなかよいと思う。少ない登場人物でもひねりを加えて、怪しそうな人物を素直に犯人...
テレビ

アストリッドとラファエル6 文書係の事件録 第3話「血塗られた守り神」の感想。

陶芸家宅で惨殺死体が発見される。死因は鈍器による撲殺であり、そばで動物の置物が発見された。口から血が滴っているこの置物は、西アフリカで儀式に使われるもので、村の守り神であることがわかる。今回も宗教がらみのエピソード。手がかりから事件の背景を...

ウンベルト・エーコ著「薔薇の名前」の感想。

「このミステリーがすごい!」をはじめとするランキングで高評価を得ている作品ということで手に取ってみた。中世の老修道士が若い頃の体験を回顧したスタイルで書かれている。彼が北イタリアの修道院に滞在中に起きた連続殺人事件が軸になる。ミステリーでは...
テレビ

ドラマ「アガサ・クリスティー トミーとタペンス」「秘密機関」の感想。

アガサ・クリスティー原作、2015年BBC製作の3回シリーズのドラマ。トミーとタペンスのおしどり夫妻が主人公。NHKBSP4Kで視聴。トミーとタペンスが旅行中に列車内で若い女性と知り合う。食堂車にたった彼女だったが、そのまま姿を消してしまう...
テレビ

アストリッドとラファエル6 文書係の事件録 第1話「オーディン」第2話「ユベールの導き」の感想。

いよいよ第6シーズンがスタート。最初のエピソードは、第1話と第2話で前後編となる構成になる。第5シーズンの最後でラファエルが指輪の毒で倒れたところから始まった。ミステリアスな殺人事件が起き、このドラマ定番の霊媒師が登場する。ピアノに押しつぶ...

米澤穂信著「黒牢城」の感想。極上の心理劇。

著者の直木賞受賞作。時代劇、推理劇、心理劇の3つを組み合わせたストーリー。舞台は、荒木村重が織田信長に反旗を翻し籠城した有岡城。使者として来た織田方の使者黒田官兵衛が幽閉されている。毛利の援軍を待ち望むがその可能性は低く、士気を高めるべく方...

高村薫著「リヴィエラを撃て」の感想。

著者によるスパイ小説の代表作。アイルランド、イギリス、香港、日本と移り変わる壮大な物語だ。乾いた筆致と精密な描写は、まるでジョン・ル・カレを読んでいるような気分になる。とくに前半のIRAのテロリストたちの部分は迫力がある。親切な説明はないの...
テレビ

NHKドラマ「悪魔の手毬唄」の感想。吉岡秀隆主演。(ネタバレ)

NHKの金田一耕助シリーズ第5弾。主演吉岡秀隆。市川崑監督の映画版が最高傑作と言われており、そのドラマ版がいよいよNHKにも登場するということで、興味津々で視聴してみた。この物語は人間関係が入り組んでいてストーリーがかなり複雑。そのためわか...

高木彬光著「死神の座」の感想。

神津恭介が活躍する本格推理もの。神津恭介は、避暑のために軽井沢を訪れる車中で奇妙な女性と出会う。女性は不思議なことばを残し立ち去ると、ホームで男を平手打ちにして姿を消す。軽井沢に着いてみると殺人事件が発生し、恭介は警察に協力することになる。...

ジョン・ル・カレ著「ナイロビの蜂」の感想。

アフリカを舞台に製薬業界の闇を題材にしたサスペンス。スマイリーシリーズと比べると、だいぶ読みやすい。ケニア駐在のイギリス人外交官の妻が出先で惨殺される。夫のジャスティンは、その真相を探ろうと自ら捜査に乗り出す。すると今まで知らなかった妻の活...
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