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外国語

松井智子著「バイリンガルの壁」の感想。

外国語学習の困難さを見越して、子供をバイリンガルにするためにアメリカンスクールに通わせるといったニュースをたまに聞く。しかし、バイリンガルになるというのはそれほど簡単なことではないことがわかるのがこの本だ。むしろ、バイリンガル教育の怖さとい...
食べ物

ファミリーマート「けんちんまん」の感想。けんちん汁の中華まん。

ファミリーマートで「けんちんまん」を見つけたので買ってみた。けんちん汁の具材を入れた中華まんで、2024年10月に開催した「シン・いばらきメシ総選挙2024」で一般料理部門第3位に入賞した、常陸太田市の「けんちんまん」を商品化したものになる...
カフェ

コメダ珈琲「ブラックモンブランパフェ」の感想。

コメダ珈琲で2025年10月16日から販売している「ブラックモンブランパフェ」を食べに行ってきた。竹下製菓のアイス「ブラックモンブラン」と、宇治抹茶で有名な祇園辻利とのコラボ商品。クランチとチョコソース、宇治抹茶プリン、ココアバウムクーヘン...

佐藤優著「定年後の日本人は世界一の楽園を生きる」の感想。

佐藤優氏による定年後のシニア層に向けた指南本。緊迫した国際情勢やビジネスマン向けの生き残り術などシビアな題材での著作が多い著者。今回は割とユルめで、定年後の生活についての提言だ。基本的には人生を楽しむフェーズに移ったというスタイル。本を読ん...
映画

映画「華麗なる一族」(1974)の感想。佐分利信主演、山本薩夫監督。

1974年公開。山崎豊子原作、山本薩夫監督、佐分利信主演。コンプライアンスの時代になった今では、考えられないようなどす黒い世の中が描かれている。野心家たちの権力欲のエネルギーが、政界、官界、財界の至る所に充満していた時代だ。佐分利信演じる万...
テレビ

「コンフィデンスマンKR」の感想。コンフィデンスマンJPとの比較。

AmazonプライムでコンフィデンスマンKRが配信されたので観てみた。コンフィデンスマンJPのドラマ放送の頃から、コンフィデンスマンKRとコンフィデンスマンCHの噂があったが、ここにきてようやく韓国版が実現したのはうれしい。構成全12話で、...

阿川弘之著「志賀直哉」の感想。

志賀直哉の末弟子である阿川弘之による評伝。1994年刊行。志賀直哉本人は、後になっていろいろと掘り返されてはかなわないなと言っていたそうだが、まさにその通りの評伝になっている。本人についてはもちろんだが、周辺の人たちについても徹底的に調べつ...
囲碁将棋

青野照市著「職業としての将棋棋士」の感想。

最近引退した青野照市九段による将棋と将棋界についてのエピソード集。著者はタイトルには縁がなかったが、A級在籍11期、50代でA級在籍の戦績は、間違いなく一流棋士。だが、筆致は穏やかで謙虚だ。天才たちが集まる将棋界の内部を冷静な目で書き綴って...
映画

映画「教皇選挙」(2024)の感想。

コンクラーベで有名になったローマ教皇を選ぶ選挙を題材として作品。ローマ教皇の死去によりコンクラーベが行われることになった。選挙を取り仕切るローレンス主席枢機卿は、真摯に教皇庁のことを考え、自分からは前に出るタイプではない。しかし全世界から集...

志良堂正史著「他人の手帳は「密」の味」の感想。

他人の手帳を収集するというレアなことをしている著者。本書には集めた手帳の写真がふんだんに収録されている。もちろん持ち主の許可を得て買い取っているし、プライバシーには最大限に配慮を払っていて、個人が特定できるようなことは書かれていない。それで...
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