映画「大空港」(1970)エアポートシリーズ第1作の感想。

アーサー・ヘイリーによる同名の小説を原作にした空港パニック映画。豪華キャストによる超大作で、後に人気となるエアポートシリーズの第1作にあたる。

悪天候の中、シカゴ空港で繰り広げられる様々な人間模様。ローマ行きの旅客機に男が搭乗し、飛行中に爆弾を爆発させる。
上層部に不満のある現場のリーダー、浮気をする機長、ただ乗り常習犯の老婆、生活苦から妻のために爆破を計画する男など、それぞれのドラマが平行して描かれる。

バート・ランカスター、ディーン・マーティン、ジーン・セバーグ、ジャクリーン・ビセット、ジョージ・ケネディらの名優たちが勢揃い。

どのシーンをとっても名優たちのオーラがすごい。彼らが演じる華麗なる人間模様と派手な見せ場が次から次とあらわれる。
パニック映画というよりも、人間ドラマ作品なので、この時代の豪華映画の雰囲気を楽しめる映画。