ジョン・シュウギョウ著「世界一やさしい 日経225先物の教科書 1年生」書評感想

日経225先物の入門書。先物とは何か、日経225先物とは何かの説明から始まり、口座の開き方、取引の仕方から、トレード手法までの一通りの解説。

前作同様に、ただの初心者向け入門書というわけでなく、中級くらいのレベルまでの内容。わかりやすいだけでなく、少し突っ込んだところまで詳しく書かれている。

株と違って複雑な先物の説明にページ数を割く必要があるため、後半のトレードの部分が薄くなっているのは残念。第2弾で実践トレードの解説をして欲しい。

先物は怖いという先入観を持ちがちだが、こういう良書でよく理解したうえで始めれば、株やFXと同じく投資のひとつとして魅力的だと思う。