宝石強盗の男が3年ぶりに姿を現し、「神隠し」の山と呼ばれる山中に逃げ込んだ。右京は捜査に加わり犯人を追ったが、崖から転落して怪我を負ってしまう。陶芸家の工房に住む夫妻に助けられたが、身の危険を感じる事態になってしまう。
今回の右京はいつもの頭脳派一辺倒ではない。身を守るための格闘シーンをふんだんに見ることができる。苦境に陥った右京が奮戦する姿が見どころ。
ただの宝石強盗の男から謎の陶芸家の夫婦へ、そしてその師匠の裏の顔、最後に村自体がからむ事件へと発展する。段階を追って影の部分を明らかにしながら話を大きくするいつもパターン。手堅くまとめている。
やはり右京は武闘派としてはいまいちだね。だからそれを補うためにパートナー相棒が必要になるのだが。