本 カトリーヌ・アルレー著「理想的な容疑者」の感想。 カトリーヌ・アルレーによる仏冒険小説大賞受賞作。ドライブ中の口論で、妻を車から降ろし置き去りにした夫ミシェル。翌朝、身元不明の女が車にひき殺された状態で見つかる。状況証拠から容疑者となったミシェルを、実の兄夫婦でさえ犯人ではないかと思い込む... 2025.07.18 本
ドリンク マクドナルド「マックシェイク レモンスカッシュ」の感想。 マクドナルドで2025年7月2日から発売している「マックシェイク レモンスカッシュ」を飲んでみた。不二家の炭酸飲料「レモンスカッシュ」とのコラボ商品になる。レモン果汁とレモンパルプの果汁を使用し、ロングセラー飲料「レモンスカッシュ」の味を再... 2025.07.18 ドリンク
映画 映画「おんどりの鳴く前に」(2022)の感想。 2022年制作のルーマニア映画。ルーマニア北東部の静かな農村。中年警察官イリエは、果樹園を持つことを夢に鬱々とした日々を送っていた。そんなある日、斧で頭を割られた男の死体が発見される。捜査を進めると、徐々に村の裏の顔が明らかになってくる。主... 2025.07.15 映画
本 西村京太郎著「発信人は死者」の感想。 西村京太郎によるミステリー。1977年刊行。報道カメラマンの野口がたまたま無線による救難信号を受信する。それは太平洋戦争中に沈没した潜水艦からのものであった。野口は仲間とともにその潜水艦について調べ始めると、当時の関係者が事故死してしまう。... 2025.07.14 本
映画 映画「ナチス第三の男」(2017)の感想。 第二次世界大戦中、ナチス親衛隊のNo.2となったラインハルト・ハイドリヒを描いた作品。ナチス高官で唯一暗殺されたとされるラインハルト・ハイドリヒ。前半はハイドリヒの出世と権力掌握を、後半はチェコのレジスタンスによる暗殺計画が描かれる。ナチス... 2025.07.13 映画
本 西村京太郎著「D機関情報」の感想。 西村京太郎によるスパイ小説。著者の自著ランキングでは1位に挙げている。敗戦濃厚な状況の太平洋戦争末期、海軍中佐の関谷は水銀調達の密命を受けヨーロッパに赴く。その代金である金塊が潜水艦によりドイツに到着すると、それをトランクにつめ車でスイスに... 2025.07.12 本
本 垂秀夫著「日中外交秘録」の感想。 著者は前中国大使で「中国が最も恐れる男」と言われた外交官。仕事の出来る人の手記だ。外交官人生40年の回顧録であり、その間の日中外交の記録でもある。チャイナスクールの一員としてスタートし、中国大使として退官するまでの対中外交が詳細に記述されて... 2025.07.09 本
外国語 ドメニコ・ラガナ著「日本語とわたし」の感想。 昭和50年発行の古い本。著者はイタリア生まれのアルゼンチン人。日本語の研究者というわけではないが、独学で身につけた日本語を使って日本語で文筆活動を行っていた。とにかく本書を読んだだけで驚いてしまう。これは翻訳本ではなく、著者自身によって書か... 2025.07.06 外国語本
映画 映画「完全なるチェックメイト」(2014)の感想。 フィッシャーの半生とスパスキーとのチェス世界王者決定戦を描いた作品。主人公のボビー・フィッシャーを演じるトビー・マグワイアがいい。破天荒な天才であったフィッシャーの人生を、過剰なまでの自信とその裏返しである不安の表情を見事に演じ分けている。... 2025.07.05 映画
本 佐藤大介著「韓国・国家情報院」の感想。 韓国の情報機関である国家情報院の歴史と活動についての本。かつては「泣く子も黙るKCIA」と言われるほど、絶大な権力を誇っていた国家情報院。朝鮮半島の分断が冷戦時代の対立の最前線であったことから、北朝鮮に対する諜報活動はもちろん、国内統制にも... 2025.07.03 本