アーモンドアイのG1、8勝目の記録がかかった今年の安田記念。前走のヴィクトリアマイルでの圧勝の後だけに、中2週にもかかわらず1.3倍の断然人気となった。
アーモンドアイはスタートで出遅れて後方待機となる。稍重の馬場であるが、前半はハイペースで流れる。最後の直線でアーモンドアイも追い込んだが、グランアレグリアとの差はつめることはできず、2着に終わった。
稍重で少し力の要る馬場だったようだ。直線の坂の手前ででグランアレグリアが抜け出したのがうまかった。これで無駄に力を使わずに差をひろげることができた。一方、アーモンドアイは、仕掛けがちょうど坂の登りと重なり、一番悪いタイミングで脚を使ってしまった。最後が甘くなってノームコアにつめよられたのはそのせいか。
アーモンドアイはやはり強い。高速馬場ほどではないが、よいパフォーマンスをみせていたと思う。トラックバイアスの影響が大きいと、これほどの馬でも勝ちきれなくなる。
1着 グランアレグリア 池添謙一 1:31.6
2着 アーモンドアイ ルメール 2.1/2
3着 インディチャンプ 福永 祐一 1/2