ミステリー

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映画

映画「上海から来た女」(1947)の感想。オーソン・ウェルズ主演、監督。

1947年のサスペンス映画。オーソン・ウェルズが主演、監督を務める。主人公のマイケルは、資産家の弁護士の妻を助けたのが縁で、夫の弁護士に船員として雇われる。ヨットで航海に出ると、同乗している顧問弁護士グリズビーから奇妙な儲け話を聞かされる。...
テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル4 文書係の事件録」第7話「死神の呪い」の感想。

ハロウィーンの夜、男がバーで死んでいるのを発見された。彼は大実業家の息子で、2年前に事故でしんだはずの人物であった。アストリッドとラファエルは、捜査のためにブルターニュ地方へ向かうことになる。今回は、アストリッドとラファエルが出張でブルター...

高木彬光著「刺青殺人事件」の感想。

高木彬光のデビュー作。神津恭介が登場する。刺青絡みの殺人事件。謎解きとしてかなり面白い。今にしてみれば、双子のトリックはありきたりにも思えるが、デビュー作でこの出来はやはりさすが。著者の「刺青物語」も読んだことがあるが、刺青に関する造詣の深...
テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル4 文書係の事件録」第6話「タイムトラベラー」の感想。

環境団体のデモ中に創設者が女性に刺されて重傷を負う。犯人は取り調べで、自分は2059年から来たと主張する。ラファエルは不可思議な話に戸惑いながら捜査を進めると、被害者が大企業の不正を暴こうとしていたという証言を得る。今回のタイトルはタイムト...
テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル4 文書係の事件録」第5話「盤上の殺意」の感想。

チェスの世界的プレーヤーが大会の対局中に突然死亡する。駒に仕組まれた毒が原因であった。捜査を進めると赤い駒が次々に見つかり、過去にも類似の事件が起きていることがわかる。日本テイストを散りばめたこのシリーズだが、さすがに囲碁で話をつくるのは難...

鮎川哲也著「黒いトランク」の感想。

本格ミステリの傑作として名高い作品。だいぶ前に読んだことがあるが、改めての読み直してみた。ストーリーの基本はゴリゴリの謎解きミステリー。徹頭徹尾、トランクの中身と行方が謎解きの鍵となる。巻末には時刻表まで添付されていて、さあどうぞとクイズを...
テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル4 文書係の事件録」第4話「不死の男」の感想。

公園で男の刺殺死体が見つかる。凶器には被害者のDNAと指紋しか付いていなかった。そばで見つかったUSBメモリにも手がかりはない。実は男にはもうひとつの顔があった。今回もかなり複雑なプロット。捜査が始まった段階で、この結末はまず予想することが...
テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル4 文書係の事件録」第3話「密猟者」の感想。

クロアチアからフランスへの護送中に、殺人犯が航空機内で殺されてしまう。護送にあたっていたラファエルは、機内での密室殺人事件の解決に挑む。旅客機という限られた空間での殺人。乗客と乗務員しかいないので、容疑者は簡単に絞られる。ところが謎解きは単...
テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル4 文書係の事件録」第2話「千夜一夜物語」の感想。

前回は今シリーズから路線変更かと思ったが、通常運転に戻ったようだ。それどころか今回は綿密な構成の力作で、安心してストーリーに集中することができた。お得意の神秘的な殺人事件でスタート。人間ローソクとは恐れ入る。このドラマには、凝りに凝った殺人...

G・K・チェスタトン著「ブラウン神父の醜聞」の感想。

ブラウン神父シリーズの第5集であり最終作。毎日1話ずつ読み進めて、ようやく最後にたどり着いた。よかったのは、「ブラウン神父の醜聞」「古書の呪い」「ブルー氏の追跡」「ピンの意味」「村の吸血鬼」だんだんとスタイルが固まってきたように思える。最初...
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