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映画

映画「大誘拐 RAINBOW KIDS」(1991)の感想。岡本喜八監督作品。

原作は天藤真の推理小説。岡本喜八監督によるブラックコメディ。 若者3人により和歌山の山林王である老婆が誘拐され、身代金を要求される。だが、優柔不断の犯人たちは、いつのまにか老婆に犯行遂行の指示を受ける立場になってしまう。老婆は自身の身代金に...
映画

映画「アルゴ」(2012)の感想。イランアメリカ大使館人質事件。

1979年に発生した在イランアメリカ大使館人質事件を題材にした社会派サスペンス映画。ベン・アフレック監督、製作、主演。 こういうことが実際に起こったというのだから驚いてしまう。イスラエルのエンテベ空港奇襲作戦もすごいが、これも現実ばなれした...
映画

映画「黒の奔流」(1972)の感想。松本清張原作、山﨑努主演。

山﨑努主演、松本清張原作のミステリー。原作「種族同盟」とは少しストーリーが異なっている。 松本清張作品によくある、野心家が弱者を踏み台にしてのし上がろうとするが、躓いてすべてを失うとうストーリー。山﨑努が主人公の青年弁護士を演じる。大物弁護...
外国語

鎌田浩毅著「理系的英語習得術」の感想。

筆者は地球科学が専門の京都大学名誉教授。かなり実践的でビジネスライクの英語学習法が紹介されている。 捨てるところは捨てるという方針で、的をしぼった戦略的方法。効率的であることはもちろんだが、知的消費はダメで、知的生産でなければならないという...
外国語

國弘正雄著「國弘流英語の話しかた」の感想。

國弘先生による英語学習法の本。 もちろん只管朗読がこの本の核になる。やさしい英文をひたする繰り返して音読することだ。どんな習い事でも、上達するには練習しかないことは誰にでもわかっている。だが、素振りのように単純作業は、続けるのが難しい方法だ...
映画

仏映画「オルフェ」(1950)の感想。ジャン・コクトー監督。

1950年公開のフランス映画。ジャン・コクトー監督。ギリシャ神話のオルフェウス伝説をもとにしている。 人間の業を題材にしている作品。主人公は、鏡を通して死の世界と行き来するようになり、彼の姿に人の持つ業が投影される。 死に神に導かれた死の世...
テレビ

新・刑事コロンボ「華麗なる罠」の感想。「謀殺のカルテ」、「カリブ海殺人事件」。

ノベライズ版の「謀殺のカルテ」として出たときに読んだことがある。その後、改題されて「カリブ海殺人事件」となり、新シリーズで「華麗なる罠」として映像化された。 単行本で読んだときは、なかなか面白かったように記憶している。コロンボがジャマイカま...
映画

映画「白昼堂々」(1968)の感想。野村芳太郎監督、渥美清主演の喜劇。

1968年公開の万引き集団を主人公とした喜劇。野村芳太郎監督、渥美清主演なのでU-NEXTで観てみた。 九州の炭鉱の集落ぐるみの犯罪集団。生活のために都会に出てはスリや万引きを繰り返している。そのグループのリーダーが渥美清。伝説の元スリで今...

渡部昇一著「知的余生の方法」の感想。

「知的生活の方法」と「続知的生活の方法」はだいぶ前に読んだ。大学教授のような頭を使う職業の人は、こういった生活を送っているのだなと思ったものだ。そういった知的生活の提唱者である著者が、シニア向けの余生の過ごし方を伝授した本。 前著は一般向け...
映画

映画「オッペンハイマー」(2023)の感想。クリストファー・ノーラン監督作品。

「原爆の父」と言われた理論物理学者オッペンハイマーの伝記映画。クリストファー・ノーラン監督作品。 構成は少し複雑。オッペンハイマーが原爆開発に携わるまでの前歴、ロスアラモスでの原爆開発、冷戦下での水爆開発に関する駆け引き、スパイ容疑での査問...
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