混戦になった今年のジャパンカップは、重馬場でのレースとなり、前に行っていたスワーヴリチャードとカレンブーケドールの1,2着で決まった。3着にはワグネリアンが後ろから突っ込んきた。
内が荒れているということだったのに、内を走った馬がのびるという不可解なゴール前になった。府中の2400mは割と力通りに決まることが多いが、このレースは位置取りや脚質により明暗を分ける結果となった。
ワグネリアンとマカヒキは、さすがにダービー馬らしく力では負けないことを示した。レイデオロは、行きっぷりもよくなく、直線も全くのびなかった。うまく走らせるのが難しい馬だ。内に入ったり、泥をかぶったりするのを嫌っているのかもしれない。ある程度スペースのあるところを気分よく走らせて、ゴール前は激しく追わなければ、力を出さないタイプだ。強い馬なのに。
1着 スワーヴリチャード マーフィ 2.25.9
2着 カレンブーケドール 津村明秀 3/4
3着 ワグネリアン 川田将雅 1.1/2