とんこつラーメンの有名店「一蘭」に初めて行ってみた。
入り口の自販機でラーメンと替え玉の食券を買って入店。店員さんに空いている席に案内される。そこは一列に並んだ半個室。隣の席とは仕切られていて、競馬で馬がゲートに入るような感じ。室内には、テーブルと椅子の他に、説明書きや水道、紙コップ、箸、注文用のトレイや木の板などいろいろある。テーブルにはボタンがあって店員さんを呼ぶことができる。
前面にはスダレが下がっていて、すぐにそこが開いて店員さんが注文をとりにきてくれた。食券と好みの調理法に印を付けた紙を渡す。すべて普通にした。
しばらくするとラーメンが出てきた。見た目はふつうのとんこつラーメン。
食べてみると、とんこつだ。醤油豚骨とか味噌豚骨ではなく博多豚骨の味。ただ、濃厚系の味ではあるが少し薄いかな。豚骨のくさみもほとんどなく食べやすい。
麺は細麺だが、いわゆる普通のラーメンの麺を細くしたような感じ。コシや粉末のザラザラ感はない。
赤い秘伝のたれは、辛い唐辛子のようなもの。かなり辛いので、苦手な人は少な目に注文するのがよいと思う。
麺を食べ終わったところで替え玉を注文。麺はやや少ないので替え玉をしてちょうどいいくらい。
博多とんこつラーメンと比べると、スープを少し薄くして、麺をふつうの麺にして食べやすくした感じ。博多のとんこつは食べ慣れないと食べにくい。万人向けにモディファイしていて、誰でもおいしく食べられるような味にしたのだろう。とんこつ好きならおいしく食べられると思う。
それから店内のつくりとシステムはよく考えられている。ラーメンに集中できる環境が整っていると言うべきかな。