窓用エアコンを3シーズン使った
今年で3シーズン目になる窓用エアコン。夏になるとフル回転で使っている。酷暑が続く毎日には、欠かせない電気製品だ。
購入まで
購入したのは2017年6月。ウインドエアコンを調べると、コロナ、コイズミ、トヨトミ、ハイアールなどのメーカーから出ている。国内大手の、日立、三菱、東芝などは窓用は作っていないようだ。レビューなど参考にしてみると、どれもそれほど差がないように思えた。よくわからないので、国産で名前の通ったコロナにすることにした。
選んだのはベーシックモデル。コロナのCW-1617-WS。型番は毎年少しずつ変わるようだが、基本の機能はそれほど変わらないようだ。価格は35000円くらい。
ネット通販で買ったので、宅配業者さんに持ってきてもらった。
取り付け
設置したのは、木造2階建ての2階の6畳和室。日差しが直接差し込むため、夏はかなり暑くなる部屋。
取り付けたのは、窓ではなくテラスの出入り口。標準品だと長さが足りないので、別売りのテラス窓用取り付け枠を同時に購入した。5000円くらい。
取り付けは、サッシの枠にはめ込んでネジで留めるだけ。簡単に差し込むだけで済む場合、30分くらいでできると思う。我が家では、下側がうまく差し込めず、付属のL字形の鉄板を木ねじで止め、それに差し込むかたちになった。延長枠の取り付けもあるため、時間は全部で1時間くらいかかった。マニュアルが少しわかりにくい(特に図)が、素人でも問題ない。本体が重く、持ち上げてネジ止めするのが少し大変だが、女性でも大丈夫だと思う。
使った感想
木造の部屋なので、涼しくなるかなと少し心配していたが、冷え方は十分。壁掛けタイプほどパワフルではないので、一気にというわけにはいかないが、快適な状態まで冷える。壁掛けに比べると温度設定を2℃くらい低くしている。
音は壁掛けタイプよりも大きいが、それほど気になるほどではない。一晩中、つけっぱなししておいても大丈夫なレベルだと思う。神経質な人だと、枕元の近くで動作すると気になるかもしれない。とくに寝てるときに気になるのは、コンプレッサーのガタンという音。これは人によるので、なんとも言えない。私は気にならなかった。
それから、猛暑で気温が35℃を越えるような場合、エアコンの効きが悪くなることがあった。説明書を見ると、エアコンの運転条件のところに、外気の温度43℃以下とあり、これを外れると運転できないことがあると記載がある。
おそらく直射日光で本体背面の温度が上がりすぎてしまったのが原因だと思う。夏の一番暑い時期の昼間だと、このようなことがあるかもしれない。日よけのすだれやサンシェードなど直射日光があたらないようにすればよいのかもしれない。
まとめ
壁掛けタイプの設置ができるならば、その方がよいと思う。ただ、工事ができない、室外機を置く場所がない、引っ越しが多いなどの理由で壁掛けタイプが設置できない場合、窓用エアコンは次の有力な選択肢になると思う。
エアコンがない状態でどうしようか悩んでいるなら、間違いなく買った方がよいと思う。扇風機や団扇だけで過ごすのに比べたら雲泥の差だ。寝苦しい夜ともサヨナラできる。
買う前は、少し不安があったが、思いのほかよくできている製品なので満足して使っている。おすすめです。