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映画「36時間」(1965)の感想。

原作は、ロアルド・ダールの短編小説「番犬に注意」。主演は、ロックフォード氏の事件メモのジェームズ・ガーナー。ノルマンディー上陸作戦の計画を知るアメリカ軍将校がポルトガルからドイツに拉致される。ドイツには大がかりなアメリカのニセ病院がつくられ...
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映画「それから」(1985)の感想。森田芳光監督、松田優作主演。

原作は夏目漱石の前期三部作の第二作「それから」。森田芳光監督、松田優作主演。夏目漱石の心理的世界を映画化するのは難しいと思う。それを見事に映像化しているのがこの作品。一見、何事もないような日常とその裏に隠れる様々な心理的なやり取り。ちょっと...
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仏映画「まぼろしの市街戦」(1966)の感想。

1966年公開のフランス映画。第一次世界大戦末期、敗走するドイツ軍はフランスのある田舎町に時限爆弾を仕掛けた。その解除の任務を命じられた伝書鳩の飼育係が、現地に赴いてドタバタ劇を繰り広げる。コメディタッチの戦争映画で主題は反戦だ。主人公の伝...
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映画「危険な女たち」(1985)の感想。アガサ・クリスティ原作、野村芳太郎監督。

アガサ・クリスティの「ホロー荘の殺人」が原作で野村芳太郎監督となれば、期待して見ないわけにはいかない。今までこんな作品があったことを知らなかったのが不思議なくらいだ。出演陣も豪快だ。全体的に舞台劇のような雰囲気で物語が進む。冒頭からセリフに...
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映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」(2024)の感想。

世の中が停滞すると、過去の偉人だったらどう対処しただろうといった論議が生まれる。それをうまく利用した作品だ。コロナ禍の日本で、難局に対処するために人工知能を使って歴史上の偉人たちを復活させる。そして徳川家康を総理大臣とした内閣が成立する。徳...
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韓国映画「国家が破産する日」(2018)の感想。キム・ヘス主演。

1997年に起きた韓国のIMF危機を題材にした映画。キム・ヘス主演。3つの視点から描かれる韓国の経済危機。キム・ヘスが演じる韓国銀行の通貨担当者、野心家の金融マン、零細企業の経営者の3人だ。救国の強い意志を持って奔走するキム・ヘスは、無責任...
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映画「江戸川乱歩の陰獣」(1977)の感想。

江戸川乱歩の代表作が原作。あおい輝彦、香山美子出演。原作はエログロ的な内容であり、映像化が難しい作品だと思う。だが、あおい輝彦は犬神家の一族のときのように熱演を見せ、香山美子も魅力を十分に発揮している。映像もいい。セピア色風の大正時代の雰囲...
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映画「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」(2016)の感想。

サスペンスもののスペイン映画ということで観てみた。かなりの秀作だ。実業家の主人公は、不倫相手とドライブ中に事故を起こし、隠蔽のため相手の若い男性を湖に沈める。不倫相手は、車が故障したため偶然通りかかった男性に助けを求める。実はこの人は被害者...
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映画「上意討ち 拝領妻始末」(1967)の感想。

原作は滝口康彦の「拝領妻始末」。三船敏郎主演の時代劇。主人公の馬廻り役を三船敏郎が演じる。ある日、長男の嫁に藩主の側室を拝領しろという命を受ける。理不尽な要求に憤慨するが、長男は承知して、二人で幸せな家庭を築くようになる。そこに再び世継ぎの...
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仏映画「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」(2022)の感想。

女性初の欧州議会議長となったフランスの政治家シモーヌ・ヴェイユの人生を描く。フランスの政治家で女性初の欧州議会議長となったシモーヌ・ヴェイユ。非常にパワフルな政治家で、フランス版のマーガレット・サッチャーと言えるだろう。だが、立ち位置は違う...
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