
恒例の吉野家の牛すき鍋膳に今年から新味が加わった。広島発ラーメンブランド「ばり馬」とコラボした「とんこつ醤油牛鍋膳」が2025年10月17日から販売されている。
「とんこつ鶏ガラ醤油 ばり馬」の看板商品の「最強トロ炊きとんこつ鶏ガラ醤油らーめん」は、豚骨と鶏ガラをじっくり炊き上げ、醤油のコクを重ねた濃厚かつクリーミーな味わい。そのスープをベースに吉野家風にアレンジしたとのこと。
手前の小さな容器に入っているのはピリ辛の「にんにくマシマシだれ」。肉2倍盛にできるのでたのんでみた。「牛すき鍋膳」と違って、玉子は付かない。

さすがに肉2倍盛にするとタップリの牛肉がのってくる。

下の野菜が見えないくらいだ。肉の下には、豆腐、白菜、ニンジン、ネギ、豆苗、きしめんなどが入っている。

「にんにくマシマシだれ」は、にんにくをフライドガーリック・おろしにんにく・刻みにんにくとしてブレンドしたたれだ。ニンニクの風味が強いが、辛みはそれほどではない。
食べてみると、とんこつスープの香りがする。豚骨ラーメンのあの味だ。だが、それほど強い風味ではないし、そうかといってほのかな香りというわけでもない。すき焼きのタレとしてちょうどよいくらいの濃さだ。ベースの醤油は脇役に徹していて、やはりとんんこつ味が主役だ。「にんにくマシマシだれ」を肉のかけて食べてみたが、ニンニク風味が加わって刺激が増した感じになる。直接肉にかけずに、肉をつけて食べてもよいと思う。
豚骨ラーメンほどのパンチはないが、いい具合にとんこつ味が楽しめる新メニュー。より刺激を求めたいなら、「牛すき鍋膳」よりもこの「とんこつ醤油牛鍋膳」がおすすめ。ぜいたくするなら肉2倍盛にすると幸せになれる。
吉野家
とんこつ醤油牛鍋膳 818円(税込899円)
肉2倍盛+298円(店内:税込327円、テイクアウト:税込321円)

