ミステリー

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テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル4 文書係の事件録」第3話「密猟者」の感想。

クロアチアからフランスへの護送中に、殺人犯が航空機内で殺されてしまう。護送にあたっていたラファエルは、機内での密室殺人事件の解決に挑む。旅客機という限られた空間での殺人。乗客と乗務員しかいないので、容疑者は簡単に絞られる。ところが謎解きは単...
テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル4 文書係の事件録」第2話「千夜一夜物語」の感想。

前回は今シリーズから路線変更かと思ったが、通常運転に戻ったようだ。それどころか今回は綿密な構成の力作で、安心してストーリーに集中することができた。お得意の神秘的な殺人事件でスタート。人間ローソクとは恐れ入る。このドラマには、凝りに凝った殺人...

G・K・チェスタトン著「ブラウン神父の醜聞」の感想。

ブラウン神父シリーズの第5集であり最終作。毎日1話ずつ読み進めて、ようやく最後にたどり着いた。よかったのは、「ブラウン神父の醜聞」「古書の呪い」「ブルー氏の追跡」「ピンの意味」「村の吸血鬼」だんだんとスタイルが固まってきたように思える。最初...
テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル4 文書係の事件録」第1話「ドラゴンの目」の感想。

NHKで「アストリッドとラファエル」のシーズン4が始まった。第1話は、少し驚くくらいの変化があり、恋愛話がかなりの割合を占めるようになった。事件は、まるでルパン三世が登場するような宝石盗難事件。厳重な警備のもと、警備責任者が殺されてダイヤが...

G・K・チェスタトン著「ブラウン神父の秘密」の感想。

ブラウン神父シリーズの第4作。4作目になるがずっと同じレベルを保っていて、この集もなかなかの粒ぞろい。最初と最後のエピソードは、毛色の変わった独白的な内容で、これはこれで面白かった。よかったのは次の3作。「俳優とアリバイ」「ヴォードリーの失...
映画

映画「マスカレード・ナイト」(2021)の感想。シリーズ第2作。

東野圭吾原作、木村拓哉、長澤まさみ主演のミステリー映画。映画としては前作の「マスカレード・ホテル」に続く2作目になる。今回もかなり凝った構成になっている。華やかな高級ホテルが舞台というのは同じ。そしてカウントダウンパーティで繰り広げられる殺...
映画

映画「謎解きはディナーのあとで」(2013)の感想。

2013年公開の東川篤哉原作によるコメディーミステリー。櫻井翔、北川景子出演。事件は、殺人も絡む美術品の強奪事件。豪華客船と財閥令嬢というリッチなとりあわせ。そこに探偵役の切れもの執事が登場して活躍する。脇をかためるのは、Kライオンを狙う凸...

G・K・チェスタトン著「ブラウン神父の不信」の感想。

ブラウン神父シリーズの第3作。ブラウン神父がアメリカに赴いて活躍する。迷信とか伝説などないというスタンスのエピソードが目立つ。今では当たり前のことだが、当時はまだ理詰めでゴリゴリ押していくというミステリーのスタイルが確立していなかったのかも...

G・K・チェスタトン著「ブラウン神父の知恵」の感想。

ブラウン神父シリーズ第2作。引き続き粒ぞろいの作品が並んでいる。短編でありながら、背景がやたらに壮大であったり、話が想像もできないところから始まっていたりと、現代の見方からすれば意表を突くような設定のものが多い。トリックの細かい詰めよりも、...

G・K・チェスタトン著「ブラウン神父の童心」の感想。

ブラウン神父シリーズ第1作。ミステリーの基本である、事件発生、探偵登場、捜査、最後の一気の種明かしという一連の流れに慣れてしまっているので、読み始めには多少の違和感を感じてしまった。100年以上も前の作品なので、仕方がないだろう。だが、プリ...
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