ミステリー

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映画

映画「砂の器」(1974)の感想。松本清張原作、野村芳太郎監督。

松本清張原作、野村芳太郎監督。丹波哲郎、加藤剛、森田健作出演。言わずと知れた松本清張原作の傑作映画。一説には原作を超えたとも言われる作品。さすがによく出来ている。前半から中盤にかけては、丹波哲郎、森田健作コンビの執念の捜査。亀田というキーワ...
テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル5 文書係の事件録」第7話「名馬の最期」の感想。

アストリッドとラファエルは厩舎に呼び出される。行ってみると競走馬が何者かによって殺されていた。その馬は有名なレースであるパリ大障害の本命馬であった。凶器はトルコの刀剣という特殊なもの。すぐに騎乗予定だった騎手を聴取するが、彼女も殺されてしま...
映画

映画「ラストマイル」(2024)の感想。満島ひかり主演。

満島ひかり主演の今風のミステリー。舞台は、Amazonを彷彿させる外資系の巨大配送センター。そこで荷物に爆弾を紛れ込ませるテロ事件が発生する。配送先で次々に爆弾が破裂し、業務は大混乱に陥る。ミステリーとしてはまあまあで、2時間枠で放送される...
テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル5 文書係の事件録」第6話「満月の夜」の感想。

連続殺人事件が起こり、被害者の遺体には獣の牙でかまれたような痕が残っていた。現場の近くにはホームレスの姉妹が生活しており、姉が行方不明になっていることがわかる。いつもは迷路の中をさまようような構成だが、今回は少しテイストが違っている。簡単に...
テレビ

NHKBSドラマ 横溝正史短編集IV「鏡の中の女」の感想。

第4シリーズの第2話。金田一耕助が聾唖学校女性教師とカフェで話し込んでいるうちに起きる事件。ナレーションが多用されていて、長いセリフとの組み合わせで物語が進む。語り手の説明の直後にキャストがその演技をする場面が多く、まるで動画の紙芝居を見て...

高木彬光著「失踪」の感想。

プロ野球を舞台にした珍しいミステリー。後楽園球場でのプロ野球の試合中、登板中のピッチャーが突如降板を申し入れ球場から姿を消した。その夜、実業家が絞殺され、現場でそのピッチャーのシガレットケースが見つかる。偶々依頼人との関係で巻き込まれた百谷...
テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル5 文書係の事件録」第5話「殉教者」の感想。

モルモン教のコミュニティーの神殿で会計係が遺体で発見された。排他的なコミュニティーの捜査を進めると、被害者の娘が脱会していたことがわかる。更に、少し前にある男が被害者を殴り倒すという事件が起きていたこともわかる。今回はいつにもまして展開が速...
テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル5 文書係の事件録」第4話「エルドラド」の感想。

メキシコ専門の考古学者が遺体で発見された。遺体からは心臓が抜き取られていた。被害者はメキシコで養子縁組をした息子がいて、彼に嫌疑がかかる。捜査を進めると、アステカの黄金郷の秘密が関係していることがわかってくる。前回のチベット仏教から今回はア...
テレビ

NHKBSドラマ 横溝正史短編集IV「悪魔の降誕祭」の感想。

池松壮亮が金田一耕助を演じる横溝正史短編集の第4弾がいよいよ登場。金田一耕助の事務所で依頼人が死体で発見された。被害者は人気ジャズシンガーのマネージャーで、第二の殺人を予告するようなメッセージが残されていた。ジャスシンガーの周辺を捜査すると...

フレドリック・ブラウン著「真っ白な嘘」の感想。

短編の名手フレドリック・ブラウンのミステリー短編集。18編収録。軽妙の語り口とウイットのきいたオチ。どれを読んでも引き込まれる。オチの作り方が複雑すぎず浅すぎず絶妙なポイントにある。ちょっと物足りないくらいで終わり、余韻を残すようなクライマ...
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