IBM Space Saverは至高のキーボード。バックリングスプリングのキータッチは秀逸。

このキーボードは以前使っていたIBM 84 Key Space Saver。キーにバックリングスプリング機構が採用されていて、今でも根強い人気がある。つくりは堅剛。それに鉄板が入っているらしくズッシリと重い。強いキータッチでも、びくともしない安定感がある。今のキーボードと比較すると、お金をかけた高級感を感じられる。

キータッチは重く、反発の強いスプリングを押し込む感じ。指先に感じるしなるようなスプリングの反発力は、人によっては快感を覚えるくらいで、これが人気の秘密になっているのだろう。特に、強く叩くようにキーを打つ人には向いていると思う。

最初はリズミカルな入力ができるので、気に入って使っていた。だが、しばらくすると、やはりスプリングが強さからキータッチが重く感じられるようになり手放した。それから英語配列で自分には合わなかった。

バックリングスプリング方式のキーボードは、最近まで米Unicompが古い金型を使って復刻版をつくっていて、日本ではダイヤテックが取り扱っていた。