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映画「ジョーカー」(2019)の感想。

現代社会が抱える問題を指摘した社会派スリラー映画。続編が公開され話題になっているので、今更ながら第1作を観てみた。格差があまりにもひどくなり、荒廃した街が描かれる。市政の失敗により市民の怒りが鬱積している。主人公はその底辺で暮らすコメディア...
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映画「大誘拐 RAINBOW KIDS」(1991)の感想。岡本喜八監督作品。

原作は天藤真の推理小説。岡本喜八監督によるブラックコメディ。若者3人により和歌山の山林王である老婆が誘拐され、身代金を要求される。だが、優柔不断の犯人たちは、いつのまにか老婆に犯行遂行の指示を受ける立場になってしまう。老婆は自身の身代金に破...
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映画「アルゴ」(2012)の感想。イランアメリカ大使館人質事件。

1979年に発生した在イランアメリカ大使館人質事件を題材にした社会派サスペンス映画。ベン・アフレック監督、製作、主演。こういうことが実際に起こったというのだから驚いてしまう。イスラエルのエンテベ空港奇襲作戦もすごいが、これも現実ばなれした作...
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映画「黒の奔流」(1972)の感想。松本清張原作、山﨑努主演。

山﨑努主演、松本清張原作のミステリー。原作「種族同盟」とは少しストーリーが異なっている。松本清張作品によくある、野心家が弱者を踏み台にしてのし上がろうとするが、躓いてすべてを失うとうストーリー。山﨑努が主人公の青年弁護士を演じる。大物弁護士...
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仏映画「オルフェ」(1950)の感想。ジャン・コクトー監督。

1950年公開のフランス映画。ジャン・コクトー監督。ギリシャ神話のオルフェウス伝説をもとにしている。人間の業を題材にしている作品。主人公は、鏡を通して死の世界と行き来するようになり、彼の姿に人の持つ業が投影される。死に神に導かれた死の世界は...
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映画「白昼堂々」(1968)の感想。野村芳太郎監督、渥美清主演の喜劇。

1968年公開の万引き集団を主人公とした喜劇。野村芳太郎監督、渥美清主演なのでU-NEXTで観てみた。九州の炭鉱の集落ぐるみの犯罪集団。生活のために都会に出てはスリや万引きを繰り返している。そのグループのリーダーが渥美清。伝説の元スリで今は...
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映画「オッペンハイマー」(2023)の感想。クリストファー・ノーラン監督作品。

「原爆の父」と言われた理論物理学者オッペンハイマーの伝記映画。クリストファー・ノーラン監督作品。構成は少し複雑。オッペンハイマーが原爆開発に携わるまでの前歴、ロスアラモスでの原爆開発、冷戦下での水爆開発に関する駆け引き、スパイ容疑での査問な...
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映画「インセプション」(2010)の感想。レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙出演。

クリストファー・ノーラン脚本・監督、レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙出演。ミステリー、サスペンス、SF、アクションがすべて詰まっている作品。夢の中の夢という禁じ手のような構成を使って、4層の夢の世界を往来する息詰まる攻防戦。まさにSFの世界...
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映画「ある閉ざされた雪の山荘で」(2024)の感想。東野圭吾原作。

東野圭吾原作のミステリー。人里離れた山荘に集められた劇団員男女6人。新作舞台の主演を決めるために、姿を見せない演出家からのオーディションとして4日間の合宿を課せられる。すると一人ずつ姿を消し、殺人が行われたかの痕跡が発見される。「そして誰も...
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韓国映画「王の運命 -歴史を変えた八日間-」(2015)の感想。米びつ事件。ソン・ガンホ主演。

2015年公開の韓国映画。主演はソン・ガンホ。朝鮮第21代国王の息子で悲劇の世子として有名な思悼の物語。朝鮮王朝のことなので、当然政治闘争の背景があったと思われるが、ここでは政争よりも父子の関係が主軸となって描かれている。世子がクーデターを...
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