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映画「江戸川乱歩の陰獣」(1977)の感想。

江戸川乱歩の代表作が原作。あおい輝彦、香山美子出演。原作はエログロ的な内容であり、映像化が難しい作品だと思う。だが、あおい輝彦は犬神家の一族のときのように熱演を見せ、香山美子も魅力を十分に発揮している。映像もいい。セピア色風の大正時代の雰囲...
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映画「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」(2016)の感想。

サスペンスもののスペイン映画ということで観てみた。かなりの秀作だ。実業家の主人公は、不倫相手とドライブ中に事故を起こし、隠蔽のため相手の若い男性を湖に沈める。不倫相手は、車が故障したため偶然通りかかった男性に助けを求める。実はこの人は被害者...
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映画「上意討ち 拝領妻始末」(1967)の感想。

原作は滝口康彦の「拝領妻始末」。三船敏郎主演の時代劇。主人公の馬廻り役を三船敏郎が演じる。ある日、長男の嫁に藩主の側室を拝領しろという命を受ける。理不尽な要求に憤慨するが、長男は承知して、二人で幸せな家庭を築くようになる。そこに再び世継ぎの...
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仏映画「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」(2022)の感想。

女性初の欧州議会議長となったフランスの政治家シモーヌ・ヴェイユの人生を描く。フランスの政治家で女性初の欧州議会議長となったシモーヌ・ヴェイユ。非常にパワフルな政治家で、フランス版のマーガレット・サッチャーと言えるだろう。だが、立ち位置は違う...
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映画「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」(2023)の感想。

心温まるハートフルストーリー。ホールドオーバーズとは残留者のこと。70年代アメリカ東海岸の名門高校が舞台。クリスマス休暇なのに寄宿舎にとどまる3人の物語。変わり者の歴史教師は、教育に情熱はあるが風変わりな性格のせいで周りからは疎んじられてい...
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映画「気狂いピエロ」(1965)の感想。ゴダール監督、ベルモンド主演。

ジャン=リュック・ゴダール監督、ジャン=ポール・ベルモンド主演のフランスイタリア合作映画。1965年公開。ベルモンド演じるフェルディナンは、金持ちの妻と子供たちに囲まれ裕福な生活を送っていた。しかし彼にとっては退屈であり、偶然再会したかって...
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映画「関心領域」(2023)の感想。

アウシュビッツ収容所の所長一家の生活を描いた作品。延々とドイツ軍人一家の生活が描かれる。大きな屋敷に何人もの使用人がいて、かなり裕福な暮らし向きだ。子供たちと夫婦はピクニックに出かけたり邸内で遊びに興じたりと、幸せを絵に描いたような日々を送...
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映画「女咲かせます」(1987)の感想。松坂慶子主演。

デパート強盗を企てるスリ集団を描いた喜劇。途中まで観て「白昼堂々」と同じ話だなとわかった。原作は結城昌治。2つの作品のテイストは異なり、この映画では松坂慶子の女スリが中心となる。炭鉱閉鎖で苦境にある地元九州の苦境はあっさりと触れるくらい。社...
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映画「からっ風野郎」(1960)の感想。三島由紀夫主演。

1960年公開の大映ヤクザ映画。三島由紀夫が主演、若尾文子が相手役。監督は増村保造。俳優三島由紀夫の初主演作になる。大映の看板女優である若尾文子との共演であり、当時35才の三島が作家としてどれほどの扱われ方をしていたかがわかる。すでの若き文...
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韓国映画「破墓」の感想。チェ・ミンシク、ユ・ヘジン出演。

韓国で2024年に大ヒットしたサスペンス・スリラー。チェ・ミンシク、ユ・ヘジン出演。韓国ならではのシャーマニズムをもとにしたサスペンスホラーだ。ホラーっぽさが大部分をしめるが、シャーマニズムや陰陽五行説とか韓国に根付いた文化がもとになってい...
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