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韓国映画「マルモイ ことばあつめ」(2019)の感想。

日本統治下の朝鮮半島で、朝鮮語の辞書作りに心血を注いだ人たちの物語。 日本の官憲に弾圧にもめげずに、母国語を守ために辞書を作り上げたストーリーが軸になっている。そこに学会の若い代表ユン・ゲサンと非識字者のユ・ヘジンの対照的な二人の関係を持ち...
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映画「ナイブズ・アウト」(2019)の感想。ダニエル・クレイグが探偵役。

ダニエル・クレイグが探偵を演じるミステリー。 ミステリーのプロットはよくできているが、最近のものとしてはごくふつうかな。それなのに作品としては単なる謎解きもの以上の魅力があり、かなり面白しろい。 資産家の一族の当主が死亡し、すぐに遺産相続争...
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韓国映画「国際市場で逢いましょう」(2014)の感想。

朝鮮戦争後の韓国の発展を背景にした人情物語。 一家族の物語ではあるが、朝鮮戦争以後の韓国発展の歴史が色濃く反映されている。日本では戦後順調な経済発展をたどったが、韓国は朝鮮戦争による荒廃を引きずって、一般市民は長い間厳しい環境に置かれる。こ...
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映画「変な家」(2024)の感想。

ベストセラー小説を映画化した作品。家の間取り図を使っての宣伝をよく見ていたので、なんとなく気になっていた。U-NEXTに入ったので視聴してみた。 やはり冒頭のつかみは抜群によい。違和感のある不自然な間取りから醸し出す不気味さ。悪い方向に考え...
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映画「オペレーション・フォーチュン」(2023)の感想。

ジェイソン・ステイサムが主演のスパイ映画。 スパイアクション映画の上澄みを取り出してつないだような作品だ。そのつなげ方がうまいのでテンポがよくて引き込まれる。プロットも複雑でなく、流れにまかせて観ていれば、敵味方の区別と陰謀のアウトラインが...
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映画「ジョーカー」(2019)の感想。

現代社会が抱える問題を指摘した社会派スリラー映画。続編が公開され話題になっているので、今更ながら第1作を観てみた。 格差があまりにもひどくなり、荒廃した街が描かれる。市政の失敗により市民の怒りが鬱積している。主人公はその底辺で暮らすコメディ...
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映画「大誘拐 RAINBOW KIDS」(1991)の感想。岡本喜八監督作品。

原作は天藤真の推理小説。岡本喜八監督によるブラックコメディ。 若者3人により和歌山の山林王である老婆が誘拐され、身代金を要求される。だが、優柔不断の犯人たちは、いつのまにか老婆に犯行遂行の指示を受ける立場になってしまう。老婆は自身の身代金に...
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映画「アルゴ」(2012)の感想。イランアメリカ大使館人質事件。

1979年に発生した在イランアメリカ大使館人質事件を題材にした社会派サスペンス映画。ベン・アフレック監督、製作、主演。 こういうことが実際に起こったというのだから驚いてしまう。イスラエルのエンテベ空港奇襲作戦もすごいが、これも現実ばなれした...
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映画「黒の奔流」(1972)の感想。松本清張原作、山﨑努主演。

山﨑努主演、松本清張原作のミステリー。原作「種族同盟」とは少しストーリーが異なっている。 松本清張作品によくある、野心家が弱者を踏み台にしてのし上がろうとするが、躓いてすべてを失うとうストーリー。山﨑努が主人公の青年弁護士を演じる。大物弁護...
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仏映画「オルフェ」(1950)の感想。ジャン・コクトー監督。

1950年公開のフランス映画。ジャン・コクトー監督。ギリシャ神話のオルフェウス伝説をもとにしている。 人間の業を題材にしている作品。主人公は、鏡を通して死の世界と行き来するようになり、彼の姿に人の持つ業が投影される。 死に神に導かれた死の世...
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