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レジナルド・ヒル著「骨と沈黙」の感想。(ネタバレ)

ダルジール警視を主人公とする警察ミステリーシリーズの第11作。シリーズの中でも特に有名な作品。ダルジール警視の独特なキャラで楽しませてくれる。探偵役なのに切れる頭脳があるわけではなく、猪突猛進型の捜査を行う。あくの強い性格が武器で、横柄な態...

エラリー・クイーン著「エジプト十字架の謎」の感想。(ネタバレ)

クイーンの国名シリーズの中でも屈指の一冊。だいぶ前に読んでいるが、かなり時間をおいての再読になる。やはり面白い。十字架にはりつけにされた首のない遺体から始まる連続殺人事件。なんとも不気味でホラー作品のような雰囲気につつまれた序盤選だ。その後...
外国語

最所フミ著「英語の習得法」の感想。

初版は1981年で、その復刻版になる。著者の「英語類義語活用辞典」、「日英語表現辞典」は英語学習者にとって本当にありがたい本だ。こういう本が欲しかったという気持ちにこたえてくれている。その著者が英語学習についてまとめたのが本書になる。レベル...

芳地隆之著「ハルビン学院と満洲国」の感想。

ハルビン学院とは、1920年に設立され、その後25年間ロシア語の専門家を育成した旧制の専門学校。ハルビンは当時からヨーロッパの雰囲気を漂わせる街で、ロシア人も多数居住していた中国東北部の国際都市。ロシア語を学ぶにはうってつけの場所だった。専...

菅野朋子著「韓国消滅の危機」の感想。

日本以上に少子化が進む韓国の現状のルポルタージュ。韓国でも人口減少が社会のいろんなところでひずみをもたらしている。それが日本よりも極端なかたちで起きている。学校が閉鎖になったり、徴兵制があっても軍隊力を保てない。人口がソウルに集中して、釜山...

ジョルジュ・シムノン著「男の首 黄色い犬」の感想。

「男の首」と「黄色い犬」の二編収録。どちらも秀作だと思う。「男の首」は、メグレが冤罪の疑いのある死刑囚を脱獄させ真相を探ろうとする。大博打になるが、思うように犯人に手がかりがつかめず、上層部からの矢の催促を受ける。だが、地道に捜査を進めると...
外国語

松井智子著「バイリンガルの壁」の感想。

外国語学習の困難さを見越して、子供をバイリンガルにするためにアメリカンスクールに通わせるといったニュースをたまに聞く。しかし、バイリンガルになるというのはそれほど簡単なことではないことがわかるのがこの本だ。むしろ、バイリンガル教育の怖さとい...

佐藤優著「定年後の日本人は世界一の楽園を生きる」の感想。

佐藤優氏による定年後のシニア層に向けた指南本。緊迫した国際情勢やビジネスマン向けの生き残り術などシビアな題材での著作が多い著者。今回は割とユルめで、定年後の生活についての提言だ。基本的には人生を楽しむフェーズに移ったというスタイル。本を読ん...

阿川弘之著「志賀直哉」の感想。

志賀直哉の末弟子である阿川弘之による評伝。1994年刊行。志賀直哉本人は、後になっていろいろと掘り返されてはかなわないなと言っていたそうだが、まさにその通りの評伝になっている。本人についてはもちろんだが、周辺の人たちについても徹底的に調べつ...
囲碁将棋

青野照市著「職業としての将棋棋士」の感想。

最近引退した青野照市九段による将棋と将棋界についてのエピソード集。著者はタイトルには縁がなかったが、A級在籍11期、50代でA級在籍の戦績は、間違いなく一流棋士。だが、筆致は穏やかで謙虚だ。天才たちが集まる将棋界の内部を冷静な目で書き綴って...
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