本 高木彬光著「黒白の囮」の感想。 グズ茂こと検事近松茂道が探偵役。エラリー・クイーンばりに、謎解きの前に読者への挑戦状が提示される本格派ミステリー。トリック、ストーリーとも思った以上の出来で、かなり楽しめた。登場人物が少ない割には凝った構成。二つの事件の関係が徐々に明らかに... 2025.03.15 本
本 中川浩一著「中東危機がわかれば世界がわかる」の感想。 中東はイスラム圏という一言でまとめられることがあるが、実際は複雑過ぎて状況を理解するのが難しい。プレイヤーが多すぎてそれぞれの立場をとるため、ひと括りにするには無理があるからだ。本書では、主要国と現在の紛争地域にポイントを絞って現況の解説し... 2025.03.13 本
映画 映画「36時間」(1965)の感想。 原作は、ロアルド・ダールの短編小説「番犬に注意」。主演は、ロックフォード氏の事件メモのジェームズ・ガーナー。ノルマンディー上陸作戦の計画を知るアメリカ軍将校がポルトガルからドイツに拉致される。ドイツには大がかりなアメリカのニセ病院がつくられ... 2025.03.12 映画
PC ドコモ ケータイプランからirumoへのプラン変更を申し込んだ。 モバイル機器は、ガラホとスマホの2台持ちで今まで過ごしてきた。ガラホはドコモのケータイプラン、スマホはIIJの格安データSIMを使っている。2台持ちが少し面倒になってきたので、そろそろデュアルSIM化してスマホに一本化しようとケータイプラン... 2025.03.09 PC
映画 映画「それから」(1985)の感想。森田芳光監督、松田優作主演。 原作は夏目漱石の前期三部作の第二作「それから」。森田芳光監督、松田優作主演。夏目漱石の心理的世界を映画化するのは難しいと思う。それを見事に映像化しているのがこの作品。一見、何事もないような日常とその裏に隠れる様々な心理的なやり取り。ちょっと... 2025.03.09 映画
PC フレッツ光ネクストをギガラインタイプに。100メガを1ギガに変更。 自宅の光回線は、フレッツ光100メガのファミリータイプを使い続けている。2006年6月からなので、もう19年にもなる。時代は既に1ギガから10ギガになろうとしている。先日、NTTから100メガの料金が値上がりして1ギガと同じになるとの知らせ... 2025.03.08 PC
映画 仏映画「まぼろしの市街戦」(1966)の感想。 1966年公開のフランス映画。第一次世界大戦末期、敗走するドイツ軍はフランスのある田舎町に時限爆弾を仕掛けた。その解除の任務を命じられた伝書鳩の飼育係が、現地に赴いてドタバタ劇を繰り広げる。コメディタッチの戦争映画で主題は反戦だ。主人公の伝... 2025.03.08 映画
食べ物 「明治 エッセル スーパーカップ きなこ」の感想。 明治から、30周年記念フレーバー第2弾として「明治 エッセル スーパーカップ きなこ」が2025年3月3日に発売になった。きなこ味のアイスとはどんな味かと思いながら食べてみた。見た目にはそれほどのインパクトはない。ただのきなこ色をしたアイス... 2025.03.05 食べ物
映画 映画「危険な女たち」(1985)の感想。アガサ・クリスティ原作、野村芳太郎監督。 アガサ・クリスティの「ホロー荘の殺人」が原作で野村芳太郎監督となれば、期待して見ないわけにはいかない。今までこんな作品があったことを知らなかったのが不思議なくらいだ。出演陣も豪快だ。全体的に舞台劇のような雰囲気で物語が進む。冒頭からセリフに... 2025.03.03 映画
本 武田一顕著「日本人が知っておくべき中国のこと」の感想。 著者は、「国会王子」の愛称で知られる元TBS記者。香港留学、北京特派員も経験した中国通でもある。どのような歴史をたどって今の中国があるかについて、平易に説明してある。とくに中国の心情について、歴史的な観点を踏まえた考察が興味深い。今ではアメ... 2025.03.02 本