外国語

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斉藤淳著「1億人の英語習得法」の感想。

著者はイェール大学元助教授で海外経験が豊富な英語教育家。今までの学習法のどこが問題でどうしたらよいのか。英語学習でつまづいた人を念頭に、英語学習のロードマップになる系統だった勉強法を示している。受験英語の変遷からの考察は興味深い。徐々にでは...
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ラテン語さん著「ラテン語さんが教える 外国語上達への学習法」の感想。

一般的な外国語独習法というよりも、ラテン語さん自身の外国語学習法を紹介した本。ラテン語はもちろん、9カ国語にわたる学習歴から取り出された方法はどれも役に立ちそうなものばかり。入門書の選び方、単語の覚え方、学習環境の整え方など。9カ国語それぞ...
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韓国映画「豚が井戸に落ちた日」(1996)の感想。ホン・サンス監督。

ホン・サンス監督のデビュー作。ソウルで生きる4人の男女の生活を描いた作品。4人の男女の日々の生活がオムニバス形式で淡々と描かれる。彼らにはそれぞれつながりがあって徐々に関係がわかってくるのだが、そこに重点を置かない。何をしてどのように毎日を...
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江利川春雄著「英語と明治維新」の感想。

幕末から明治初期の日本の外国語への対応についての詳細な記録。明治維新といえば、大きな内戦にも発展しないで大変革を成し遂げたという歴史上でも希有な出来事だと思う。徳川幕府の崩壊のみならず、武士社会の終焉を穏やかにおさめた当時の指導者たちの働き...
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大山祐亮著「外国語独習法」の感想。

著者は比較言語学者で外国語の専門家。100言語と帯にあるが、これは誇張ではない。外国語を専門にしていだけあって、メジャーな言語はもちろん、マイナー言語でも聞いたことのない言葉にまで著者の守備範囲は広がる。そして本書では多言語の学習で身につけ...
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宮崎伸治著「50歳から8か国語を身につけた翻訳家の独学法」の感想。

著者は英語の翻訳家。中年になって始めたドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、中国語、韓国語、ロシア語の勉強を始め、日々語学学習の日々を送っている。多言語学習をするには、時間の配分が問題になる。8カ国語も同時に学習するには、1日24時...
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山形浩生著「翻訳者の全技術」の感想。

新刊本を見つけたので手に取ってみた。著者は翻訳者を名乗っているが、SF、経済、コンピューター、文化など多彩な分野にわたる執筆活動を続けていて、現在は開発援助コンサルタント。今の時代の知識人といったことになるだろう。談話集のようなかたちの本で...
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北村浩子著「日本語教師、外国人に日本語を学ぶ」の感想。

日本語を学ぶ9人の外国人へのインタビューで構成されている。日本人が気づいていない日本語の特徴を知ることができるのはもちろんだが、外国語学習という観点で見れば非常に興味深い示唆に満ちている本だ。どの方もかなりの上級者で日本語能力試験でN1クラ...
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荒川清秀著「体験的中国語の学び方」の感想。

著者は中国語研究者で元NHK中国語講座講師。中国の学習法と自身の体験をもとにした中国語とのかかわりの体験記。学習方法についての具体的なアドバイスがたくさん挙げられている。どれも少しずつ前に進むための方法だ。中国語特有の発音や辞書の選定など役...
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鎌田浩毅著「理系的英語習得術」の感想。

筆者は地球科学が専門の京都大学名誉教授。かなり実践的でビジネスライクの英語学習法が紹介されている。捨てるところは捨てるという方針で、的をしぼった戦略的方法。効率的であることはもちろんだが、知的消費はダメで、知的生産でなければならないというよ...
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